【広告主/発注担当者必読】交通広告はコワくない! 第6回

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2015年09月14日 一覧に戻る

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20年のキャリアで交通広告をサクっと解説する
サイドシーン田中の好評連載の6回目です。
前回はこちらから。



 
第2章:交通広告の定番媒体(車内)
 2-1:中吊広告
 
こんにちは、タナトリです。
今回より第2章に入ります。
この章では交通広告の定番媒体について解説していきます。

前回までの第1章は交通広告とは何ぞやというものを駆け足で見ていきました。
交通広告も媒体元によって違いがありますし、そのエリア独特の媒体がある場合もあります。
その中でも定番中の定番と思われるもの、交通広告を行う上で押さえるべき媒体を見ていきます。
まずは車両内の定番、中吊広告からです。

 

中吊広告

交通広告と言えばまず頭に浮かぶ方も多いこの媒体。
まさに定番中の定番媒体ですね。
B3サイズ(H364mm×W515mm)のポスターを天井から吊り下げます。
ポスター上辺に吊るためのホルダーを噛ませます。
クリップ式が多いようです。
そのクリップ式のホルダーの部分にポスターを少し噛ませるので、ポスターの上部2〜3cmには文字要素がかからないようにデザインします。
これを『くわえこみ』といいます。媒体元の電車のホルダー形状によってそのくわえこみ部分の大きさが違いますので確認が必要です。
複数媒体元の中吊を展開する場合、媒体元によってサイズが変わるので一番大きなくわえこみサイズに合わせて印刷することが多いです。

B3を1枚掲出することをB3シングルと言うこともあり、B3を横に2枚並べて掲出することをB3並列とか2枚がけとも言います。
なぜ2枚がけされるかと言いますと、中吊広告を吊るホルダーがほぼB3を横に2枚並べたサイズが多いからです。
車両の幅を考えますと横に3枚は無理ですね。
シングルでは隣に全く別の他社の広告が並びますが、2枚がけでは掲出面のホルダーを独占できますね。できるだけ目立つように、が広告の基本ですので中吊でも2枚がけは多用されます。
また2枚がけではなく、最初からその横2枚分の大きさのポスターを印刷して掲出することもよくあります。
これはB3ワイドとも言われます。同じ面積なのですが、最近はシングルを2枚がけするよりもB3ワイドでの掲出がほとんどですね。
面積が広いのでビジュアル的にも自由がきくので目立つデザインが可能です。

Google 画像検索 『中吊り広告 B3ワイド』
 

 

中吊広告のみ買い切って独占掲出する場合もあります。
今ではほぼどの媒体元にも『中吊ジャック』などの名称で媒体化されていると思います。
(中吊以外の電車内の広告、まど上やドア横など『全て』を買い切るものを広告貸切電車と言います)
乗降客に他社の広告に触れさせることなく掲出されている広告主のメッセージを送ることができます。

Google 画像検索 『中吊り広告 ジャック』
 

 

また、『目立つ』という観点から、吊り下げるものを印刷したポスター(紙)ではないものを吊る場合もあります。
例えば薄い布(のれんのようにデザインされていました)だったり、薄いフィルム(半透明で後ろが透けていました)だったりなどですね。

Google 画像検索 『中吊り広告 のれん』
 
Google 画像検索 『中吊り広告 フィルム』
 

 

上記の例のようにマスメディアの補完ではなく交通広告の特性を把握してプランニングを行えば、まだまだ話題になるような展開案は可能です。
SNS隆盛の現在は面白い広告、トガったデザインはすぐにSNSに乗って拡散されて行きます。
いい意味でバズれば広告主のメッセージは想像以上に広がり伝わります。
アナログからデジタルへ拡散させる広告代理店の腕の見せ所になりますね。
 
しかし時代の流れから中吊広告は徐々に媒体としては消えていく流れになっています。
この辺りはまた別項にてお話を。

 

今日のまとめ

・交通広告の車内媒体といえば中吊広告。
・ポスターを掲出するサイズによってバリエーションがある。
・ポスター以外の素材でアイキャッチを行えば目立つ=話題になる場合もある。
 
今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
 



文責:株式会社サイドシーン 代表取締役 田中 正
田中取締役、略してタナトリ。
某代理店に15年勤務の後、福岡にて株式会社サイドシーンを立ち上げ独立。
福岡市交通局指定代理店。
OOHと呼ばれる交通広告・イベント・屋外広告を中心に
ポータルサイト等のネットを絡めたプランニングを得意としています。
また各地人脈のおかげで全国の交通媒体も掲出OK。
効果の面、予算の面、様々な角度からアドバイスが可能です。
電波、印刷&ノベルティ等々も併せてワンストップでOKです。
「OOH+ネットでツナガりは加速する!」をモットーに、「あなたの知恵袋でありたい」と考えています。



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