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【Instagram】写真3枚セットでのストーリー構築について

こんにちは、タナトリです。

Instagram、活用してますか?

 

はじめに

前回までの統一感のお話で、インスタのホーム画面は3枚ずつの表示ですから3枚セットで構図を変えたり、3枚セットで色味を変えると揃ってきれいに見える、というご説明を行いました。
今回はその3枚にいかにユーザーを惹きつけるストーリー性を盛り込むか、をお話し致します。

話の持っていき方に「起承転結」があるのはご存知かと思います。
ホーム画面は3枚ずつの表示ですから、これを3枚セットにアレンジして写真にストーリー性を持たせます。
まず、「起承転結」を(1)起承、(2)転、(3)結に分けます。
それぞれに合う写真を用意してアップしていきます。
例として、Aという新商品を発売日に合わせてインスタでも告知展開をする場合を考えてみましょう。

 

(1)起承

Aの発売日2〜4週前に(1)起承を行います。
最初からドーンと商品写真を出してもよいのですが、新製品ということで期待感を持たせるためにまずティザーがよいと思います。

ティザー広告は新車や新型カメラの発表の際にもよく使われます。
一部分のみのアップであったり、全体を影にしてシルエットのみを告知する方法です。

キャプションでよくあるのは「Coming Soon」とか「7th Sep 2021」などがよく知られています。

断片的な情報のみを告知することで「これはなんだろう」という興味を惹起させていきます。

例えば月・水・金に1枚ずつシルエットや一部分のみの写真をアップしていきます。
特徴的な部分が多いのであれば、2〜3枚の複数枚を月・水・金にアップしてもよいと思います。

この場合もこれ以降も必ず同じトーンで3枚ずつになるように写真を用意してスケジュールを組みます。
それはすべてホーム画面の統一感のためです。

起 → 承の流れに合わせて、まずシルエットと日付キャプションで3枚アップしたあと、シルエットの別写真にもう少しだけ詳しい日本語のキャプションを加えてもよいと思います。

この3枚が承になります。
例えば「日常の苦悩から解放される」「今までにない心地よさ」「涙がこぼれそうな美味しさ」などの興味をそそるキャプションにします。
もちろんユーザーサイドからするとそれを発売する企業を知っていれば「ははーん、◯◯の新製品だな?」と予想されることも想定されますが、それはそれでよしとしましょう。

謎かけのようなツイートとインスタへのリンクでTwitterでも同時展開ができれば、速報性と拡散性に勝るTwitterと補完しあいながらSNS展開が広がっていきます。

 

(2)転

ティザーの次は(2)転ですね。
ここでは「えっ」と思わせる内容にしなければなりません。
とは言え「えっ」と言わせるためにここでハメを外しすぎると炎上にもなりかねませんのでご注意ください。

新商品であるからには以前のものよりも優れた部分を告知したいものです。
以前よりも優れている、ということで比較広告的な内容がよいのですが、まずは無難に自社既存商品との比較写真などがよいと思います。
発売日まで商品写真の情報解除ができなかったり、ギリギリまで引っ張りたいのであればここでもシルエットでも大丈夫です。

ベタではありますが既存商品とシルエットの新商品を天秤に乗せて既存商品の方に大きく傾かせれば、新商品の軽さを表現できます。

このように以前よりも優れた部分をより際立たせる広告表現でユーザーに驚きを与える写真群がこの(2)転のステージになります。
繰り返しますが写真は必ず3枚ずつで1セットになるようにアップしてくださいね。

 

(3)結

さていよいよ(3)結です。
発売日に合わせて3枚のうちの1枚目をアップできるようスケジュールを組みます。
社内的に可能ならばきちんとした商品写真と詳細なキャプションを付与します。
できれば公式HPなどと同じ写真を使用することでオウンドメディアや公式X(旧Twitter)などの横の連携にも統一感が出てきます。

ここでは今まで醸成してきたユーザーの興味をきちんと囲い込んで公式特設ページや専用ランディングページに誘導できるようにしましょう。

またX(旧Twitter)など他のSNSでも同時に誘導導線を作ることで幅広い導線を確保することができます。

 

おわりに

このように単なる写真SNSであるインスタグラムでもきちんとスケジュールを組んで3枚セット(または3ブロック)での展開を心がければマーケティングの大きな武器になります。

よく「SNSは即効性がない」と言われることもありますが、SNSはあくまで援護射撃と割り切って足りない部分を他の展開と補完しあいながらプランを組めば草の根的にファン心理醸成に役立ちます。

3枚セットでの展開でホーム画面を美しく揃えれば、以前お話ししたように( → 【Instagram】インスタのホーム画面の統一感について )カタログのように商品群をディスプレイ可能です。
写真とキャプションをうまく使いながらインスタでの展開を心がけていきましょう。

 


 

サイドシーンでは、よりリーチ度の高いストーリー性のある企画・コンテンツマーケティング案を立案し最適なスケジュールでの展開のお手伝いを行います。

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