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【マーケティング】 切り口を変える

こんにちは、タナトリです。

 

 

広告の施策というのは本当に大変です。
想定していた結果が出なかったり、何度やってもトライアンドエラーが改善しない、途中で予算が尽きて中途半端に終わってしまった......などなど完遂するまでには何度も大きな山あり谷ありですよね。
ご担当者さまのお気持ちお察しします。

 

 

日々のマーケティングの中で、マンネリに陥ることがありますよね。
そういう場合には切り口を変える、というのが有効です。

 

トップ商品自体の紹介(例えばオウンドメディアでの最初の表示やECサイトでの優先表示など)は止めたくないし、これを売っていくのが当面の使命である、というような場合、同じような商品写真や紹介文ではそろそろ賞味期限切れだよなあ、という場合があると思います。
そういう場合にはその商品の見方を変えた紹介、つまり切り口を変えて表現していきましょう。

 

例えばランチのお弁当の場合。
今までは美味しそうなお弁当全体の写真とともに「できたて!」「すべて国産原料!」などをキーワードに施策を打っていた場合は、切り口を変えて原材料を深く掘り下げてみましょう。

 

ただ単に「国産米100%」と表示していたものを「○○県○○市の契約農家が心を込めて栽培したお米」と変えるとどうでしょう。
消費者からするとよりイメージしやすく安心感も増していきます。

 

その紹介が一段落したら今度はそのお米を作ってらっしゃる農家さんのご紹介。
今の世相では「顔が見える」というのはよりアドバンテージになります。
ここまで広げると紹介するネタはかなり増えていきます。
例えば農家さんのそのお米に対するこだわり、そのお米ができるまでの年間作業、農家さんの1日のスケジュールなど、どれだけ農家さんが愛情を込めて作物を作っているかが見えるとより希少性やありがたみが増していきます。

 

そうなってくると今度は「大人」だけでなく、育ち盛りの「子供」にも安心、という風にターゲットも広がる可能性があります。
そのお弁当だけでも人気があるのに、それに使われているお米だけ買いたいというお客さまが出てくる可能性が出てきてビジネスチャンスの拡大にもつながります。

 

お弁当でなくとも、日常で使われる商品ならば、使い方の提案を紹介するのも一手です。
お客さまの想像を超える提案を行うことで「あ、こういう風に使うのもアリなのね」と新しい気づきをお客さまにご提案できます。

 

公式HPにそれを長々と掲載するのが難しいのであれば、SNSであるTwitterやInstagram、動画投稿サイトであるYoutubeでタグとともにスピンオフしていけば相互リンクの作用も加わってかなり有効な手段となります。

 

切り口を変えるには自社商品への愛情と理解、それに深い知識が必要になってきます。
今一度自社商品を深く考えることで新しい方向性が出てくるかもしれません。

 

その際には第三者の目も有効です。
自社販売部門だけでなく、製作部門にも話を聞いたり、納品先に話を聞くことで凝り固まった見方がほぐれていくかもしれません。

 

その時にはぜひサイドシーンにもお声がけください。
お客さまのご要望に第三者の目でアドバイスを行い、より刺さる企画案の立案、メディア選定など20年超の広告現場で培った知恵と知識でお手伝い致します。

 


 

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