こんにちは、タナトリです。
若年層やZ世代になかなかアピールできない。
こんなお悩みを抱えた方も多いのではないでしょうか。
購買層を若くしたい、今回のキャンペーンは若向きだ、今回の商品は今までと違ってより若い世代へアピールしたい等々若い世代へアピールするには何が必要なのでしょうか。
今回はそのヒントになればと思います。
Z世代とは
Z世代とは、1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代で、2023年現在12歳～28歳前後の年齢層に当たります。
デジタルネイティブ、SNSネイティブとも呼ばれるZ世代は、タイパ（タイムパフォーマンス）重視の効率主義、強い仲間志向、仕事よりプライベート重視、多様性を重んじるなど、従来の若者以上に特徴的な価値観を持っています。
今の若年層はデジタルSNSが生まれた時から身近にあります。
若年層、Z世代はGoogleやYahoo!ではなくインスタで検索をする、と聞いたことはありませんか？
インスタを開けばエモい写真に彩られた日常がアップされています。
景気が停滞しコロナ禍も重なっていかに日常を楽しく彩るか。
そこが起点になります。
日常をエモくする
例えば時間にすると数時間にしかならない日帰りのバスツアーでも気の置けない仲間たちとの共有時間はいつまでも記憶に残ります。
日常にある数々のエモい瞬間。
それが広告ではフックになります。
楽しい友達、大事な家族。
眠い目をこすって見た朝焼け。
汗を流した部活や大会。
そこに寄り添うクリエイティブが共感を呼び起こすのです。
エモいクリエイティブ
かなり前からインスタ等でも「フィルム風」「アナログ風」な写真が人気です。
デジタルチックではない、温かみのある写真です。
大切な思い出は唯一無二の風合いで残したい。
大切な、そして楽しかった過去は（そう、1秒前でもそれは過去になるのです）ずっと記憶に残しておきたいし手元のスマホにはエモい画像で保存しておきたい。
数々のアナログ風フィルターが画像系アプリに搭載されているのはそういう衝動があるからだと思います。
なかなか言葉では伝わりにくいので下の2枚の画像を見比べてみてください。
同じ画像をパソコンで私が処理しました。
上の画像よりも下の画像の方が何となくアナログでエモくなっていると思いませんか？
具体的には画像ソフトでレイヤーを重ねてフレアを追加処理したものです。
アプリにはこういう処理をタップ一発で追加してくれるものがあります。
こういう画像が若年層の目を引くのであるならば、やはり広告展開もそこに寄り添う方向に進めるのが良いのではないかと思います。
もちろん広告媒体も若い世代への接触が見込める媒体をセレクトするのは当然ですが、無機質ではない、温かみのあるビジュアルでアピールするのも手だと思います。
全体をアナログにするのが難しいのであれば、例えば商品の使用場面をこういうフィルター風にアナログにするとか、公式YouTubeで放映するショートフィルムを温かみのある、色温度を上げたタッチにするなどの方法があります。
インスタグラムにしろTikTokにしろBeRealにしろ（BeRealはエモさより盛らないリアルさ重視ですが）、Z世代や若年層を引き付ける機能性や利便性、つながりやすさや共感性、そして何よりエモさがあるからこそユーザーが増えているのです。
まとめ
若年層へアピールするには若年層に刺さる媒体選定は当然必須です。
ビジュアルもエモさ重視に作りこみましょう。
広告展開全体をエモくするのが無理であるならば、どの場面を温かみのある風合いにしたら目を引くのかをトータルで考えましょう。
上記写真のようなサンプルを作成してターゲットに寄り添うコンテンツを含めたトータルでのご提案が可能です。
ぜひ一度お声がけください。
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